供養はどうすべき?仏壇の処分方法5選! 自分でも処分できる方法もあります

「仏壇を処分したいけど何から始めれば良いのか分からない」

「間違えてしまったら先祖に申し訳ないし、罰も当たりそうで怖い」

とお悩みの人に、仏壇の正しい処分方法を徹底解説します。

昨今は、家庭に仏壇を置いていたとしても、スペースが確保できないことも多いですよね。

処分をしようと思っても「方法が分からない」ことで困るはずです。

仏壇を処分する際に知っておくべき知識と、仏壇の処分方法を参考にさっそく自分に合った方法を見つけてみましょう。

1.仏壇の処分前に知っておきたいこと

仏壇処分で知っておくと良いことをまとめた画像

まずは、仏壇を処分する前に知っておきたいことを紹介していきます。

知っておきたいことは下記の通りです。

  1. 仏壇の処分は意外に多いこと
  2. 開眼供養・閉眼供養
  3. 費用は宗派・お寺によって違うこと

それぞれ1つずつ解説していきますね。

(1)仏壇の処分は意外に多い

仏壇の処分を考えている方は意外に多いです。

例えば、家のスペースが狭くなってしまう、買い換えたなどで処分を考えていませんか?

もしくは、家のデザインに合わせて仏壇の買い替えを考えていることもあるでしょう。

仏壇の処分は意外に多く、対応した方法もきちんとあります。

ですから、自分だけではなく多くの人が行っているので、自分に合う処分方法を意識するだけで良いでしょう。

(2)開眼供養・閉眼供養を知っておく

もし、先祖の方への気持ちがあったり、罰などが怖いなら開眼供養閉眼供養について知っておきましょう。

仏壇の処分をするときには開眼供養・閉眼供養をしておくと、安心して進めることができます。

開眼供養とは

開眼供養とは「魂入れ」と呼ばれるもので、新たに仏壇やお墓を作った際に行われるものです。

つまり、開眼供養が行われた仏壇には「故人の魂が込められている」ということになります。

閉眼供養とは

閉眼供養とは、開眼供養で込められた魂を「収める」ことを言います。

閉眼供養をせずに処分してしまうと「故人の魂ごと処分する」ということになりますので注意しましょう。

閉眼供養は、法事、お葬式でお世話になった菩提寺にお問合せすることで担当してくれます

また、閉眼供養は地方によって「御霊入れ」や「魂入れ」と呼ばれたりします。

このように、仏壇の処分では開眼供養や閉眼供養が必要となるケースがあるということは知っておいてください。

特に、罰が当たると不安な方は必ず閉眼供養をやっておきましょう。

(3)費用は宗派やお寺ごとに違う

仏壇の処分にかかる費用は、宗派やお寺ごとに違うということです。

もし、閉眼供養などを頼むなら、そのまま処分してもらうことが多くあります。

そうなると、依頼した場所で決められている費用が処分に必要となるのです。

費用感をあらかじめ知りたいかと思いますので、まずはお寺に直接電話などで確認してみると良いでしょう。

また、お寺に処分してもらう方法以外にもいくつか方法があるので、次で紹介していきますね。

2.仏壇の処分方法5選

仏壇の処分方法5選のまとめ

ここまで、仏壇の処分に関する知っておきたいことをお話しました。

では、実際に処分するならどのような方法があるのか見ていきましょう。

代表的な仏壇の処分方法は以下の5つです。

  1. お寺に持ち込み引き取ってもらう
  2. 仏具店に引き取ってもらう
  3. 粗大ごみとして自治体に出す
  4. リサイクルショップに出す
  5. 専門業者に依頼する

それぞれ紹介していきますね。

(1)お寺に持ち込み引き取ってもらう

先祖の墓があり、供養を行っているお寺があるなら、事前に確認して持ち込みしましょう。

閉眼供養を行った後に、処分してくれます

仏壇の処分方法としては、一般的なのでお寺に持ち込むことも検討してみてください。

ただし、問い合わせをするときには費用についても聞いておくようにしましょう。

費用はお寺ごとに全く違うため、ここで「いくらぐらい」という相場を出すことはできません。

なので、事前に問い合わせてあまりに高いと感じるようであれば、次で紹介する4つの方法から選択することをおすすめします。

(2)仏具店に持ち込み引き取ってもらう

仏具店に持ち込み、引き取ってもらう方法があります。

仏壇の販売をしていることで、多くの取引先を持ち、処分にも対応しているケースが多いからです。

もし、仏具店に依頼することを考えるなら、引き取りに対応しているか、費用はどのくらいかかるかは確認しておきましょう。

また、合わせて「購入店でなくとも回収してくれるか」という点の確認も必要です。

だいたいの費用の目安は、100,000円前後となり、比較的高いと感じてしまうでしょう。

しかし、次の仏壇の購入を検討している場合は、処分を「下取り代金」として扱ってくれる場合もありますので、結果的に安くすることができます。

仏具店が近くにあるなら、検討してみるのもおすすめです。

(3)粗大ゴミとして自治体に合わせて出す

意外に利用される処分方法が、粗大ゴミとして自治体に合わせて出す方法です。

「粗大ごみで出せるの?」という疑問があるかもしれません。

ですが、閉眼供養をした後は木の箱状態であるため、自治体に出せるのです。

方法としては、まずは近くの自治体に電話をかけて、仏壇の処分が可能か確認をしましょう。

自治体によっては装飾などによって分解が必要になるなど粗大ゴミとして扱えないことがあることで「回収不可」になり、その場合は別の方法を検討する必要がでてくるためです。

ですが、粗大ゴミでの処分は費用も2,000円前後で済みますので、安く抑えるなら検討したい方法となります。

(4)リサイクル・ネットショップで売る

リサイクルショップ・ネットショップで、仏壇を売ることで処分することもできます。

「仏壇って売れるものなの?!」と思った人が多いでしょう。

実は、仏壇が美品であれば売れることが多いものです

ただし、仏壇自体を解体し(応相談)、梱包して発送する手間はかかります。

大きさによって送料が変わりますが、そのまま指定の方法で発送をしましょう。

費用は「手数料をどちらが負担するか」にもよりますが、処分する側としては売ることになりますので、結果的に出費が大きくなることはありません。

仏壇の処分方法に、売るという選択肢を持つことも検討してみてください。

(5)専門の回収業者に依頼する

どうしても困ったときや、手間と時間を減らしたいなら回収業者に依頼する方が早いです。

対応している業者も多く、供養などもすべて任せることができます。

業者に依頼するメリットは「コスパが良く、とにかく楽」であることです。

ただし、しっかりとした業者を選ばなければ、供養をしてもらえないなどの不安が残ります。

回収業者に依頼する場合は、あらかじめ供養を担当してくれるか、費用はいくらかという確認をしておきましょう。

また、片付け屋には、部屋の掃除だけでなく不要品の処分やハウスクリーニング、庭木の手入れなども依頼可能です。

片付け屋に依頼できる内容とは?費用や業者選びの注意点を解説!」の記事では、片付け屋にかかる費用を安く抑える方法や、地域別に見たおすすめの業者も紹介しています。

ぜひ、こちらの記事もご確認ください。

3.仏壇の処分に困ったら回収業者に依頼してみよう

仏壇の処分は業者に依頼するべきことを示した画像

仏壇の処分に困ったら、回収業者に依頼するのも1つの手として考えてみてください。

なぜなら、供養から持ち運びに至るまですべてを丸投げして処分できるからです。

例えば、供養しようと思えば、お寺に持ち運ぶ必要があります。

また、紹介した方法のほとんどが、面倒な持ち運びや発送などの手間と時間を必要とするのです。

「すぐにでも処分してすっきりしたい」

「簡単に、そして楽に供養まで済む方法が良い」

という人なら、仏壇の処分に対応している回収業者に依頼しましょう。

※ 業者選びにお困りでしたら、AOAOをご活用ください。AOAOは全国の優良な回収業者を多数掲載しています。
 
同じエリアの回収業者が一覧で見ることができるので、複数業者に見積依頼を出すのに便利です。まずは、AOAOの業者かんたん検索」から相談する業者を調べてみましょう。

仏壇の回収以外にも部屋を片付けてほしいが、本当に業者に頼むレベルなのかと思い、迷っている人もいるはずです。

結論から言うと、少しでも業者に頼みたいという気持ちがあれば、相談だけでも良いので連絡してみるのが良いでしょう。

以下の記事で、部屋の片付け業者の相場や依頼前に知るべき注意点も紹介しているので、併せてご確認ください。

部屋の片付け業者って気軽に頼んで良いの?料金相場や気をつける点を解説!

4.不用品回収業者のエリア別おすすめ9選!

おすすめの不用品回収業者9選のエリア一覧の表記

不用品回収業者を選ぶポイントについて、これまでお伝えしてきました。

選ぶポイントを満たした信頼できる業者が複数あると、どこに依頼したらいいのか迷ってしまうかもしれません。

これからは、どの不用品回収業者を選ぼうか迷っている方に向けて、おすすめの不用品回収業者をエリアごとにお伝えしていきます。

不用品回収の依頼先に迷っている方は、まずはお住まいの地域でのおすすめ業者を参考にしてみてください。

エリア別のおすすめ業者のポイントについても、お伝えしていきます。

【関東・甲信越エリア】ブルークリーン

関東・甲信越エリアでは、ブルークリーンがおすすめです。

最短10分で見積もり対応してもらえ、24時間365日営業している、スピード感のある会社です。

口コミでの満足度が高く、問い合わせに対する迅速な対応や、作業の丁寧さについて評判が高い会社と言えます。

ブルークリーンでは、不用品回収だけでなく、特殊清掃や除菌のサービスを提供しています。

すぐれた技術や豊富な経験を活かして、相談者の不安や悩みに真摯に向き合っているので、不用品回収に不安な方でも安心して依頼できますよ。

急な依頼にも即日対応可能で、依頼者に寄り添いながら作業をしています。

  • 会社名:ブルークリーン株式会社
  • 所在地:〒144-0047 東京都大田区萩中1-6-10フェニックス糀谷1F
  • 受付時間:電話9:00~19:00・年中無休
  • サービス提供エリア:東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県・栃木県・茨城県・群馬県
  • 電話番号:0066-9801-0500889
  • 公式ホームページ:https://www.recovery-aoao.jp/partners/890

【関西エリア】エンディール

関西エリアではエンディールをおすすめします。

24時間365日営業しており、電話の問い合わせは8:00~20:00まで丁寧に対応してもらえます。

急な依頼にも対応してくれるので、安心して利用できます。

エンディールは不用品の整理を行う遺品整理を得意としていますので、不用品回収の実績も十分です。

遺品整理業ならではの丁寧な対応や気配りに、不用品回収に不安な依頼者も安心して利用できるでしょう。

女性スタッフが対応してくれるサービスも用意しているので、依頼者の立場に立った、きめ細やかなサービスを提供してくれます。

  • 会社名:ENDEAL(エンディール)
  • 所在地:〒540-0035 大阪府大阪市中央区釣鐘町1-5-9-504
  • 受付時間:電話8:00~20:00・年中無休
  • サービス提供エリア:大阪府・京都府・奈良県・兵庫県・和歌山県・滋賀県
  • 電話番号:0120-77-2345
  • 公式ホームページ:https://endeal.net/

【九州エリア】クリーンサービス九州

九州エリアなら、クリーンサービス九州をおすすめします。

年中無休24時間対応してもらえるので、休日や夜間など依頼者の事情に合わせて回収してもらえます。

不用品回収に関する実績も豊富で、回収した不用品の買い取りも行っている会社です。

電話での問い合わせも、24時間対応してもらえるので、不用品回収に関する不安や疑問に速やかに応えてもらえるでしょう。

クリーンサービス九州は、料金だけでなく、スピーディーな回収、丁寧な応対など、非常に口コミ評価の高い会社と言えます。

  • 会社名:クリーンサービス九州
  • 所在地:〒811-0117 福岡県糟屋郡新宮町上府557-1
  • 受付時間:電話24時間対応・年中無休
  • サービス提供エリア:福岡県・大分県・熊本県・佐賀県・長崎県
  • 電話番号:0800-777-7717
  • 公式ホームページ:https://clean-service-kyushu.com/

【東北エリア】クヨカサービス

東北エリアなら、クヨカサービスをおすすめします。

24時間365日対応しており、詳細な見積もりや現地立会も無料です。

クヨカサービスは、特殊清掃やゴミ屋敷対応などの実績が豊富で、安心して依頼できます。

また、不用品回収が初めての依頼者にも安心の、専任スタッフ制度によって、作業の正確性を追及しているのです。

さらに、クヨカサービスでは詳細な内訳の書かれた見積書を作成しており、依頼者の料金への問い合わせにも丁寧に対応しています。

なお、クヨカサービスでは契約額以上に追加料金を請求されることがありません

依頼者に優しく、分かりやすい料金体系となっています。

  • 会社名:クヨカサービス
  • 所在地:〒984-0831 宮城県仙台市若林区沖野2丁目10-64
  • 受付時間:9:00~20:00 年中無休
  • サービス提供エリア:宮城県、福島県、岩手県、山形県の一部
  • 電話番号:0120-505-777
  • 公式ホームページ:https://cyoka-s.com/

【東海エリア】マルトニ

東海エリアならマルトニをおすすめします。

24時間365日対応してもらえ、即日対応も可能です。

LINEやメールなど、依頼者の都合のいい方法で相談できるのも依頼者にとって便利です。

特殊清掃やゴミ屋敷清掃など、不用品処分に関する実績も十分にあります

また、マルトニは、見積もり時に詳細な内訳の書かれた見積書を提示しています。

事前の無料見積もりでは、依頼者の疑問や、見積書の内訳などにも丁寧に対応してもらえるので、不安なく依頼することができます。

契約後の追加料金が一切かからないのも、依頼者にとっては嬉しい料金体系です。

  • 会社名:マルトニ
  • 所在地:〒455-0884 愛知県名古屋市港区七反野1丁目2202
  • 受付時間:年中無休
  • サービス提供エリア:愛知県・三重県・岐阜県・静岡県の一部・滋賀県の一部
  • 電話番号:0120-59-0102
  • 公式ホームページ:https://www.marutoni.com/

【中国エリア】株式会社ラスティック岡山本社

中国エリアなら、株式会社ラスティック岡山本社をおすすめします。

年中無休で24時間対応してもらえるので、急な引っ越しによる回収や夜間の対応も可能です。

電話での問い合わせのほか、LINEやズームを利用しても相談でき、相談や見積もりが無料ですので、気軽に連絡することができます。

静岡県や福岡県にも支店を展開しているため、サービスエリアが広いのも特徴です。

ラスティックでは、遺品整理や特殊清掃の実績が豊富で、不用品の回収や処分を得意としています。

また、見積もり時の担当者が作業当日も担当するため、回収する不用品について認識がずれる心配もありません

  • 会社名:株式会社ラスティック岡山本社
  • 所在地:〒709-0421 岡山県和気郡和気町日室523-19
  • 受付時間:年中無休
  • サービス提供エリア:中国・四国・九州全域
  • 電話番号:0066-9801-0500669
  • 公式ホームページ:https://www.recovery-aoao.jp/partners/671

【四国エリア】株式会社クリーンフォレスト

四国エリアでは株式会社クリーンフォレストをおすすめします。

無料で訪問見積もりしてもらえるため、安心して問い合わせすることができます。

クリーンフォレストでは、家に関するあらゆる「困った」に対応しているため、不用品回収やゴミの処分、掃除など様々な問題に寄り添ってくれます。

特殊清掃やゴミ屋敷清掃の実績もあり、不用品回収や処分に関する実績も十分です。

訪問見積もりにも迅速に対応してもらえ、不用品回収や清掃作業も丁寧であることから高評価な口コミが見られます

  • 会社名:株式会社クリーンフォレスト
  • 所在地:〒799-0103 愛媛県四国中央市川之江町余木569番地
  • 受付時間:8:00~20:00、年中無休
  • サービス提供エリア:香川県・愛媛県・高知県・徳島県
  • 電話番号:0120-600-115
  • 公式ホームページ:https://cleanforest.net/

【北陸エリア】株式会社北国クリーンサービス

北陸エリアなら、株式会社北国クリーンサービスをおすすめします。

24時間365日対応しており、LINEやメールでの問い合わせも可能であるため、簡単に問い合わせすることができます。

見積もりや相談は完全に無料ですので、気軽に相談しやすいです。

個人宅のハウスクリーニングだけでなく、ビジネスビル、店舗などの清掃も幅広く行っており、不用品の処分に関する実績も豊富です。

また、豊富な実績や技術がありながらも、リーズナブルな価格で対応してもらえるため満足度が高いという口コミが見られます。

  • 会社名:株式会社北国クリーンサービス
  • 所在地:〒920-0376 石川県金沢市福増町北814番地
  • 受付時間:9:00~18:00、年中無休
  • サービス提供エリア:石川県・富山県・福井県
  • 電話番号:076-240-0046
  • 公式ホームページ:https://www.hokkoku-cs.co.jp/

【北海道エリア】株式会社ピースクリーン

北海道エリアなら、株式会社ピースクリーンをおすすめします。

見積もりや相談は無料で対応してもらえます。

作業場所によっては、即日対応してもらえる場合もあるので、相談してみてください。

ピースクリーンでは、分かりやすい料金体系を取り入れており、見積額以上の金額を請求されることがありません

また、丁寧な作業と時間厳守を大切に考えているピースクリーンなら、不用品回収を初めて依頼する人でも安心です。

特殊清掃や遺品整理などの実績が豊富で、不用品の回収や処分にも丁寧に対応してもらえます。

  • 会社名:株式会社ピースクリーン
  • 所在地:〒065-0026 札幌市東区北26条東7丁目3-12
  • 受付時間:8:00~17:00、定休日は日曜日
  • サービス提供エリア:北海道(一部対象外エリアあり)
  • 電話番号:011-712-0090
  • 公式ホームページ:https://peaceclean.net/

【参考】自分で供養して仏壇を処分する方法

自分で仏壇を処分する工程のまとめ

どうしても仏壇の処分にお金を掛けたくないという人なら、自分で供養して処分することも可能です。

費用は抑えられますが、手間と時間がかかることは知っておきましょう。

具体的には、自分で仏壇を処分する方法が以下の4ステップです。

  1. 仏壇・仏具の掃除、選別
  2. 仏壇・仏具の供養
  3. 粗大ごみとして処分する
  4. 新しい仏壇の用意

それぞれ解説していきます。

手順1.仏壇・仏具の掃除と選別をする

まずは、仏壇全体の掃除をしましょう。

綺麗になるように拭き作業をしたり、仏具の拭き作業を行います。

また、中に故人様の宝石や貴金属がしまわれているかもしれませんので、合わせて確認しておきましょう

処分できる状態にするためにも、掃除と中の確認を徹底してください。

手順2.処分する仏壇・仏具を供養する

自分で処分をする場合でも、仏壇や仏具を供養しておく必要があります

供養しておかないと、これから「罰が当たるかもしれない」と不安なまま過ごすことになりますし、故人様との心の選別も出来ていない状態になってしまうでしょう。

具体的には、以下の手順でお焚き上げをして供養します。

こちらは一般的な方法ですので、宗派などによって違いがあるはずです。

あくまでも参考としてください。

ご先祖の方に報告するときは、はっきりとした声で伝えるのがポイントです。

  1. 仏壇のある場所でお線香を7本用意する
  2. 小皿にお神酒とお米、塩と水の4つを少量準備する
  3. 用意した小皿を仏壇の中などに並べる
  4. 理由を添えてご先祖に処分することを伝える
  5. ご先祖の名前を呼び心から感謝をする
  6. お線香が燃え尽きるまで待つ
  7. 小皿の供物を仏壇の中に振りかけて完了

もし、汚れが気になるなら振りかけなくても問題ないとされています。

これで供養は完了ですので、次のステップに向かいましょう。

手順3.粗大ゴミとして処分する

供養が終わったら、自治体に連絡をして、粗大ごみとして処分しましょう。

魂はすでに入っていないので、粗大ごみとして処分しても問題ありません。

また、仏壇自体が大きすぎる場合は、解体作業を行う必要があります。

解体作業をして一般的なごみサイズにできれば、そのまま燃えるごみとして処分することも可能です。

ご自身の労力などと相談しながら進めていきましょう。

手順4.新しい仏壇の用意をする

仏壇の処分が終わったなら、必要に応じて新しい仏壇の用意をしましょう。

新しい仏壇を用意したら開眼供養をする必要があるため、そのための準備をする必要があります。

また、新しい仏壇を置く場所を変える場合は、事前に方角や置くべき場所が決まっているため、合わせて確認しておきましょう

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まとめ

仏壇の処分方法を紹介してきました。

正しい手順を踏んで処分をしないと「罰が当たるかもしれない」と不安なまま過ごすことになりますし、故人様との心の選別も難しいと言えます。

自分にあった処分方法が見つかれば幸いです。

監修者鈴木 亮太(すーさん)

経歴
公益社団法人日本ペストコントロール協会 ペストコントロール技能師
3,000件以上の孤独死案件に携わる
▶メディア出演
・「ABEMA 変わる報道番組 #アベプラ【公式】」ABEMA
・「田村淳の地上波ではダメ!絶対!」BSスカパー
日刊SPA!
bizSPA!フレッシュ
・「Channel恐怖」Aamzon prime video

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