
マットレスは大きくて持ち運べず処分にお困りではありませんか?
引越しや、大掃除、マットレスの買い替えなど、「どう捨てたら良いのだろう」と悩む機会は案外多いものです。
マットレスの処分にはあなたに合わせた正しい方法があります。
マットレスの処分方法を誤ると、
「予想外に出費が増えてしまった。」
「処分までに思ったより時間がかかってしまった。」
というケースが起きてしまいます。
この記事では、マットレスの処分方法をメリット・デメリット踏まえ8つお伝えします。
あなたに合ったマットレスの処分方法を見つけて、時間とお金を有効活用してくださいね。
1.マットレスの処分方法8選
さっそく、マットレスの処分方法を8つに分けて紹介します。
メリット・デメリットを含めお伝えするのでぜひ参考にしてみてください。
- 買い替えと同時に引き取ってもらう
- 友人・知人に必要な人はいないか聞く
- ネットショップで売る
- リサイクルショップで売る
- 指定取引場所に持ち込む
- 粗大ゴミとして自治体で処分する
- 自分で解体し、一般ゴミとして出す
- 不用品回収業者に依頼する
それぞれあなたの状態に合ったものを選んでみてくださいね。
(1)買い替えと同時に引き取りしてもらう
使わなくなった古いマットレスを、買い換えと同時に引き取りをしてもらう方法です。
およそ3,000円の費用がかかり、自治体や自分で処理する場合と異なり、費用が高くなってしまう傾向があります。
購入した家具店によっては、マットレスの引き取りができない可能性があるので確認が必要です。
新しいマットレスの搬入と同時に引き取ってくれるので、処分まで保管する必要がないことがメリットといえますね。
しかし、マットレスを買い換えなければ引き取りができません。
買い替えによってマットレスの処分が必要になったあなたには、おすすめの方法といえるでしょう。
(2)友人・知人に必要な人はいないか聞く
あなたの周りで必要な人に譲るという方法があります。
実際に私もマットレスを譲った経験があるのですが、意外にマットレスが欲しいという友人はすぐに見つかるものです。
その際は、車の持ち運びができれば持ち運んであげて、そうでない場合は、宅急便の大型家財配送サービスを利用して梱包から搬入まで頼んでみましょう。
費用としては、車で持ち運べれば0円、配送サービスを利用すると8,000円〜10,000円が一般的です。
知っている人に譲れる安心感はメリットといえますが、そもそも必要な人が見つからない場合や、発送、運び出しの手間の多さはデメリットといえますね。
費用やお互いの条件が合えば、友人に譲ることも検討してみてはいかがでしょうか。
(3)ネットショップで売る
ネットショップや、フリマアプリで業者を通さず直接売る方法です。
有料で買い取ってもらえば、処分費用は発生せず、プラスで手元に残ることもあるでしょう。
有名ブランド品であれば、30,000円以上の高価でやりとりされているケースがあります。
しかし、「見知らぬ人が寝ていた」という心理的なハードルでなかなか売れないこと、売るまでは自宅でマットレスを保管しなければならないことはデメリットといえるでしょう。
また、買い手が見つかったとしても、梱包から発送まで大型家財便などで発送すると、10,000円前後の費用が発生します。
場合によっては、かえって手間と費用がかかってしまうかもしれません。
マットレスが売れるまでの保管場所と時間的な余裕があれば、ネットショップでマットレスを出品してみましょう。
(4)リサイクルショップで売る
リサイクルショップに持ち込み、買い取ってもらう方法です。
マットレスは「見知らぬ人が寝ていた」という心理的ハードルが高く、リサイクルショップでも値がつきにくいので、流通が少ないです。
ブランド品のフランスベッドなどであれば、30,000円以上の買取が可能です。
お手元のマットレスがブランド品の場合や、車をお持ちでリサイクルショップへの持ち込みが可能な場合はリサイクルショップに持ち込んでみましょう。
(5)指定取引場所に持ち込む
指定取引場所(ゴミ収集センター)に直接持ち込む方法です。
車があれば、100円〜200円とお住まいの地域によって違いますが、比較的安価で処分することが可能です。
管轄地の住民でなければ処分できないため、身分証明書を忘れず持参しましょう。
車がなければ処分ができないことがデメリットといえます。
車をお持ちで、マットレスを部屋から運び出すことができれば、安価に処理できるので、自治体の指定取引場所をチェックしてみましょう。
(6)粗大ゴミとして自治体で処分する
粗大ゴミとして、自治体で処分する方法です。
1,000円〜2,000円程度の粗大ゴミ処理券を購入し、最寄りの収集所に持ち運びます。
自治体によっては、マットレスのスプリング(金属バネ)が回収不可品目として扱われている場合があるので、注意が必要です。
自力で最寄りの収集所へ持ち運ぶ必要はありますが、安価な処分方法といえるでしょう。
まずは、マットレスが回収可能で最寄りに収集所があるかどうか、自治体に電話で問い合わせてください。
(7)自分で解体し、一般ゴミとして出す
自分でマットレスを解体し、一般ゴミとして出す方法です。
工具さえあれば処分費用は0円で済みますが、時間と手間がかかります。
スプリング付きのマットレスであれば大人2人で3時間以上かかるケースもあり、あまりおすすめする処分方法ではありません。
工具もイチから揃えようと思うと5,000〜6,000円発生します。
かけた費用に対して、削れる時間や費用が見合わないので、どうしてもという事情以外では避けた方が無難な処分方法です。
(8)不用品回収業者に依頼する
電話一本で駆けつけてくれる不用品回収業者へ依頼する方法です。
買取が見込めない古いマットレス、買い替えの予定がない場合は不用品回収業者に依頼することをおすすめします。
費用は10,000円〜15,000円です。
粗大ゴミとしての回収よりも割高にはなりますが、即日回収ができることや、部屋からの持ち出しも行ってくれる点を考えると最も楽でコスパがいい方法といえるでしょう。
2.マットレスの処分は不用品回収業者に依頼が楽!
マットレスの処分は不用品回収業者に依頼することが最も楽です。
回収業者の依頼は手間が掛からず、電話1本で完了することができます。
大きなメリットとしては、以下の3点があります。
- 電話1本で完結
- どんな大きさのマットレスでも対応してくれる
- 最短で即日回収が可能
「集合住宅で持ち出しが困難」
「スプリングマットレスで粗大ゴミ回収を断られた」
などのケースでも回収業者であれば引き取ってくれるので安心といえるでしょう。
お困りのあなたはまず、不用品回収業者への問合せからはじめることをおすすめします。
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同じエリアの不用品回収業者が一覧で見ることができるので、複数業者に見積依頼を出すのに便利です。まずは、AOAOの「業者かんたん検索」から相談する業者を調べてみましょう。
【参考】マットレスの処分に関する豆知識
最後に、マットレスの処分時に知っておいて欲しい豆知識を3つご紹介します。
- マットレス処分のタイミング
- 買い取りしてもらいにくい
- 分解して出すのはおすすめしない
1つずつご紹介しますね。
知識1.マットレス処分のタイミング
マットレスの寿命、買い替え目安はおよそ5年〜10年といわれています。
マットレスの軋み音や、凹みが目立って来た際は処分、買い替えのタイミングです。
また、e-ヘルスネット|厚生労働省によると、快眠のために重要なのが睡眠をとりまく環境とされています。
あなた自身が眠りやすいマットレスを見つけ、買い換えることは睡眠環境を整えるのにも一役買うわけです。
買い替えを検討するときには、今の寝付きや寝起きが良いのかを基準としてみるのも良いでしょう。
知識2.買い取りしてもらいにくい
マットレスは、汗や皮脂などの懸念からとにかく買い手が見つかりにくい製品と考えられます。
知らない人が寝ていたという抵抗感は大きく、高級ブランド以外は値がつかないといったケースもあるでしょう。
買い替えをした際、マットレスの処分をお考えのあなたは、不用品回収業者や粗大ゴミに出すなど処分を前提に考えましょう。
知識3.分解して出すのはおすすめしない
マットレスを分解して処分する方法はおすすめしません。
大人2人が作業しても3時間以上かかってしまうほど大変で、時間と費用のコスパが悪いからです。
工程だけでも、以下の4つがあります。
- 分解
- マットレスを剥がす
- 詰め物を剥がす
- スプリングのカット
これだけの工程があり、専用の工具が必要のためハードルは高いです。
マットレスの処分をお考えであれば、不用品回収業者に依頼するか、粗大ゴミとして自治体で処理しましょう。
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清掃業者の中には専門知識や技術を持たない業者や、相場よりもかなり高額な料金を請求する悪徳業者がいるのは事実です。
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まとめ
マットレスは一般的には各自治体に粗大ゴミとして処分する方法が、安価でコスパも良いといえます。
しかし、自分の部屋からマットレスが出せない、自治体でマットレスの回収がないというあなたには、不用品回収業者をお勧めします。
新しいブランドのマットレスをお持ちであれば、ネットショップで売り、収入を得るという選択肢も良いでしょう。
あなたの状況に合わせて選択する処分の方法は異なります。
ライフスタイルに合わせた処分方法を選び、後悔のないように選んでくださいね。

監修者鈴木 亮太(すーさん)
▶経歴
・公益社団法人日本ペストコントロール協会 ペストコントロール技能師
・3,000件以上の孤独死案件に携わる
▶メディア出演
・「ABEMA 変わる報道番組 #アベプラ【公式】」ABEMA
・「田村淳の地上波ではダメ!絶対!」BSスカパー
・日刊SPA!
・bizSPA!フレッシュ
・「Channel恐怖」Aamzon prime video