
使わなくなった冷蔵庫を処分したいけど、どうやって処分すべきかわからないと悩んでしまう人も少なくありません。
冷蔵庫を大阪市で処分するには、家電リサイクル法に従って処分する必要があります。
ほかにも、不用品回収業者に依頼をすることでも処分が可能です。
この記事では、冷蔵庫を大阪市で処分する方法や捨て方、処分する際の注意点をご紹介します。大阪市にお住いの人は、ぜひ冷蔵庫を処分する際の参考にしてください。
大阪市で冷蔵庫を処分する方法や捨て方を解説
大阪市の自治体では、冷蔵庫を粗大ごみとして処分できません。
なぜなら、冷蔵庫は家電リサイクル法の対象家電の1つだからです。
大阪市の自治体で冷蔵庫を処分するには次の2つの処分方法から選択しましょう。
- 買い替えまたは過去に購入した店がわかる場合:販売店に引き取ってもらう
- 買い替え以外で購入した店がわからない場合:指定引取場所へ運搬もしくは許可業者に依頼する
ここからはそれぞれの処分方法をご紹介します。
【販売店に引き取ってもらう】
処分する冷蔵庫を購入した店がわかる場合は、その販売店に冷蔵庫を引き取ってもらいましょう。
また、買い替えの場合も、新しい冷蔵庫を購入する店に処分したい冷蔵庫を引き取ってもらうことができます。
なぜなら、家電リサイクル法では、家電量販店を含む小売業に対して、過去に販売した家電および買い替えで引き取りを求められた家電の引取義務を課しているからです(注1)。
自身で販売店に持ち込めない場合は、引き取りサービスを活用することもできます。
ただし、引き取りサービスを利用する場合、別途運搬費がかかり料金が割高になると理解しておきましょう。
販売店にテレビの引き取り・処分を依頼する場合、リサイクル料金と回収料金が必要です。
回収料金は家電量販店ごとに異なるので事前に問い合わせておきましょう。
【指定引取場所へ運搬もしくは許可業者に依頼】
買い替えをしないケースで処分する冷蔵庫を購入した店がわからない場合、指定引取場所へ持ち込む必要があります。
指定引取場所へ持ち込む手順は以下の通りです。
①処分する冷蔵庫の内容量を調べる
まずは処分する冷蔵庫の内容量を確認しましょう。
冷蔵庫の家電リサイクル料金は、内容量によって大・小に分けられそれぞれ料金が異なるからです。
内容量 | 区分 | リサイクル料金 |
---|---|---|
170リットル以下 | 小 | 3,740円~5,200円 |
171リットル以上 | 大 | 4,730円~5,600円 |
内容量は、冷蔵庫または冷凍庫の扉を開けた内側に貼付してあるシールに記載されています。
②郵便局で家電リサイクル料金を支払う
郵便局の窓口で「家電リサイクル券 振込票」をもらい、リサイクル料金を支払います。
支払後に「郵便振替払込受付証明書」を受け取り、家電リサイクル券の4枚目に貼るのを忘れないようにしましょう。
③指定場所に持ち込む
処分した冷蔵庫と家電リサイクル券を指定引取所に持ち込みます。指定引取場所は【指定引取場所検索 一般財団法人家電製品協会】で確認しましょう。
「冷蔵庫のサイズが大きい」「人手が足りない」などの理由で冷蔵庫を自分で指定引取場所に持ち込めないなら、一般廃棄物収集運搬業許可を有している業者(許可業者)に運搬を依頼しましょう。
無許可の不用品回収業者に運搬を依頼してしまうと、適切な処分がおこなわれず、知らないうちに不法投棄や生活環境への悪影響に加担してしまうからです。
なお、許可業者に運搬を依頼する場合、家電リサイクル料金と合わせて運搬費用がかかります。運搬費用は業者に直接問い合わせましょう。
大阪市の収集許可業者は下記の大阪市のホームページで確認できます。
出典:家電リサイクル法対象品目の出し方|大阪市
冷蔵庫を処分する際の4つの注意点
冷蔵庫を処分する際の注意点はこちらの4つです。
- 申し込み内容は必ず確認しておく
- 収集日当日の朝に出す
- 家具の破損やケガに注意して自分で搬出する
- 家電は無料で引き取り・下取りに出せないか確認しておく
ごみ出しのルールや具体的な手順は、自治体によって異なります。
冷蔵庫を処分する際の注意すべき点をあらかじめ確認しておきましょう。
あらかじめ確認しておけば、迷うことなく冷蔵庫を処理できます。
誤った手順で処分をしてしまい、トラブルに巻き込まれるということを避けるためにも、まずはルールを確認しておきましょう。
注意点1.申し込み内容や処分費用は必ず確認しておく
冷蔵庫を処分する際は、申し込み内容の間違いや処分費用に注意してください。
申し込んだ処分品の品目や大きさが異なったり、処分費用の金額が間違っていて、処分手数料が不足していたりすると、処分してもらえないためです。
不安な人は、一度電話で自治体に相談して、メモなどで正確な情報を収集してください。
注意点2.収集日当日の朝に出す
冷蔵庫を処分するときは、必ず収集日当日の朝に出してください。
収集日の前日の夜やその前に出すと放火の対象や不法投棄になりかねません。
処分するだけでなく、トラブルに巻き込まれないためにも自治体のルールは必ず守りましょう。
注意点3.ケガに注意して自分で搬出する
冷蔵庫を処分する場合、取集場所まで自分で搬出することになります。家具や家電によっては、重さや高さがあるものもあり、ケガをする恐れがあります。
ご年配の方や女性の方は、とくにケガには十分注意して搬出しましょう。
また、あらかじめ収集場所を確認しておき、当日の朝は時間に余裕を持って動くと安心です。
もし、自分で搬出するのが大変でケガをするリスクを避けたい、すぐに処分してしまいたいという人は、不用品回収業者へ依頼するのがおすすめです。
注意点4.家電は無料で引き取り・下取りに出せないか確認しておく
冷蔵庫を処分する際、無料で引き取りや下取りに出せないかを確認しておきましょう。
家電メーカーやリサイクルショップなどでは、新しいものと買い替えることで無料で引き取りや下取りをしてくれる場合もあります。
また、リサイクルショップでは、出張買取などもおこなっており、自宅にいながら家電などを処分することも可能です。
重い家電などを運ぶのは大変という方にはとても便利でしょう。
ただし、無料の引き取りや買取は、新しいものを購入する必要があったり、ものによっては引き取りがされなかったりと条件も厳しいです。
処分が確実に行われるか不安、引っ越しなどですぐに処分しないといけないという人は、買取もおこなってくれる不用品回収業者に依頼するのが良いでしょう。
不用品回収業者は、有料で不用品の処分をおこないます。
しかし、不用品回収業者によっては、処分予定の家具や家電などで買取ができるものがあれば、処分費用から差し引いてくれる場合もあるのです。
買取もしてくれる不用品業者へ依頼すれば、家電や家具の買取はもちろん、そのほかの不用品も同時に処分してくれるので、確実に処分できるでしょう。
また、片付け屋には、部屋の掃除だけでなく不要品の処分やハウスクリーニング、庭木の手入れなども依頼可能です。
「片付け屋に依頼できる内容とは?費用や業者選びの注意点を解説!」の記事では、片付け屋にかかる費用を安く抑える方法や、地域別に見たおすすめの業者も紹介しています。
ぜひ、こちらの記事もご確認ください。
大阪市の冷蔵庫の処分におすすめの不用品回収業者3選
ここまで、冷蔵庫を大阪市で処分する方法や冷蔵庫を処分する際の注意点をご紹介してきました。
大阪市で冷蔵庫を処分する際には、申し込みや手数料の支払いなど、自治体の決まりおよび家電リサイクル法に従って処分しなければなりません。
冷蔵庫を自分で処分しようとする場合、細かな自治体のルールに従い、処分が遅れたり、自分で搬出してケガをしてしまうリスクが出てきたりとデメリットも多いです。
とくに、「仕事や家事が忙しい」「引越しをすぐしないといけない」などの理由で冷蔵庫を自分で処分できていないという人は、以下にご紹介するおすすめの不用品回収業者に依頼することをおすすめします。
- エンディール
- イーブイ
- お片付け改革
それぞれ詳しく確認していきましょう。
エンディール
エンディールは大阪市に本社を置く、近畿エリア全域に対応している遺品整理業者です。
年間900件以上の遺品整理の作業実績があるので、初めて依頼される方も安心して作業が任せられます。
24時間365日営業しており、急ぎの案件に対しては見積後、その日のうちに対応が可能です。
エンディールでは遺品整理だけでなく、引っ越しや不用品回収業務もおこなっており、冷蔵庫1台の回収からもおこなってくれます。
\ 大阪市で冷蔵庫を処分したいならエンディール! /
イーブイ
イーブイは大阪を中心に不用品回収・ごみ屋敷清掃をおこなっている専門業者です。
大阪市で冷蔵庫を処分するには、家電リサイクル法に従い申し込みや料金の支払いが必要になるので、どうしても手間暇がかかってしまいます。
さらに冷蔵庫を素人が搬出すると怪我のリスクが高いため、大変危険です。
イーブイなら電話1本で最短即日に、プロの作業員が冷蔵庫を安全に搬出・処分してくれます。
さらに他の不用品や粗大ごみも一括回収してくれるので、部屋を一気に片付けられるでしょう。
\ 大阪市で冷蔵庫を処分したいならイーブイ! /
お片付け改革
お片付け改革は大阪市に本社を置く不用品回収業者で、近畿エリア全域に対応しています。
冷蔵庫を処分したくても「冷蔵庫だけ回収してもらうことはできるのか」と疑問を持つ人もいるでしょう。
お片付け改革ならば、冷蔵庫1品だけの処分も快く対応してくれます。
また、さまざまな品目の買取も行っているので、引っ越しや片付けなど不用品が大量に出るタイミングで依頼するとお得に処分できるのでおすすめです。
\ 大阪市で冷蔵庫を処分したいならお片付け改革! /

監修者鈴木 亮太(すーさん)
▶経歴
・公益社団法人日本ペストコントロール協会 ペストコントロール技能師
・3,000件以上の孤独死案件に携わる
▶メディア出演
・「ABEMA 変わる報道番組 #アベプラ【公式】」ABEMA
・「田村淳の地上波ではダメ!絶対!」BSスカパー
・日刊SPA!
・bizSPA!フレッシュ
・「Channel恐怖」Aamzon prime video