汚部屋は自力でも片付けられる! 片付ける手順とコツを徹底解説

汚部屋を自力で片付けられるのか、気になっていますね。

汚部屋は自力でも片付けられますが、自力で片付けるには、モチベーションを高めて維持し続けることが重要です。

片付けできない状態が続くと、害虫や悪臭が発生したり、ゴミ屋敷化したりする可能性があるので、早急に対処しましょう。

この記事では、汚部屋を自力で片付ける方法と手順、片付けるコツについて解説します。

スムーズに汚部屋を片付けられるようになるので、ぜひお読みください。

1.片付けられる人は知っている!やる気を出して汚部屋を自力で片付けるコツとは?

片付けられる人は知っている!やる気を出して汚部屋を自力で片付けるコツとは?

汚部屋を自力で片付けるコツは「モチベーションを高めて、それを維持して最後までやりきる」ことです。

なぜモチベーションを高める必要があるかというと、モチベーションを高めないとそもそも汚部屋の片付けに着手できないからです。

そして、モチベーションを維持できないと、ふとしたことで片付けが嫌になり、途中で投げ出してしまうかもしれません。

モチベーションを高める方法や維持するテクニックからお伝えしていきます。

コツ1.片付けて得られるメリットを想像する

汚部屋の片付けに対するモチベーションを高めるには、片付けて得られるメリットを想像しましょう。

メリットが想像できると、その生活を目標として意欲や行動力が高まります。

もし部屋がきれいになったら、下記のようなメリットがあるはずです。

  • 清潔な部屋で心地よく過ごせる
  • 人を招くことができる
  • 探し物をしなくてよくなる

部屋を片付けて得られるメリットを思いつくかぎり書き出してみましょう。

さらに、片付いた部屋での新生活をイメージしてください。

模様替えをしてみたり、新しい家具や家電を設置したり、より快適な部屋にすることもできるのです。

具体的なビジョンがあるほどモチベーションが高まり、維持しやすくもなります。

コツ2.片付けでやることをリストアップする

片付けをスムーズに進めるために、何をどの順番で行うかを明確にしましょう。

なぜなら、事前に計画を立てると片付けの効率が良くなるからです。

具体的には、まず「服を整理する」「本を分類する」「ゴミを出す」などの大きなカテゴリーをリストアップしてください。

次に、それぞれのカテゴリー内での具体的なアクションを考えます。

例えば「服を整理する」の下に「季節ごとに分ける」「着ないものを捨てる」といった細かい内容を出しましょう。

このようなリストアップを行うことで、何をすればよいのかが一目瞭然となり、効率的に作業を進めることができます。

コツ3.すぐ片付けに着手する

汚部屋を片付けて得られるメリットを想像して、モチベーションが高まったら、さっそく片付けを始めましょう。

片付けを先延ばしにすればするほど汚部屋は悪化して、片付けの手間がかかったり費用がかさんだりするのです。

一方で、部屋がきれいになればなるほど気分がよくなり、やる気も湧いてくる傾向にあります。

部分的にでも片付けば達成感を味わうことができ、片付ける意欲を維持できるので、すぐに片付けに着手することは重要です。

コツ4.10分間だけでも片付けをする

毎日10分間だけでも片付けることを習慣化することで、大きな片付けの負担を軽減できます。

短時間でも継続して片付けを行うことで、段々と部屋がきれいになっていく達成感が得られ、やる気が保てるからです。

例えば、10分間の片付けで可能なアクションは「洋服の整理」「テーブル上の小物の片付け」「本や雑誌の整頓」など、短時間で完了可能となります。

この方法を取り入れることで、日常の生活の中で、自然と片付ける習慣が身につけられるでしょう。

コツ5.片付けが終わった後のご褒美を決める

片付けの終了後に自分へのご褒美を設定することで、片付けのモチベーションを維持しやすくなります。

努力した後の報酬が明確であると、片付けの取り組み意欲が高まるからです。

片付けが終わった後には、新しい本や雑誌の購入、お気に入りの映画の鑑賞など、好きなことをご褒美として設定しましょう。

このアプローチを利用すれば、片付けの過程がより楽しみなものとなり、片付けの達成感をさらに高めることができます。

2.自力で汚部屋を片付けるための3つのポイント

自力で汚部屋を片付けるための3つのポイント

この見出しでは、汚部屋を自力で効果的に片付ける際の3つの基本的なポイントを解説します。

この内容を把握しておけば、効率的に片付けを進めることができ、部屋を綺麗に保ちやすくなります

逆に、このポイントを知らないまま片付けを進めると、何度も同じ場所を手直しする必要が生じる可能性があり、労力と時間を余計に費やすことになるかもしれません。

具体的に紹介する内容は以下の通りです。

  • 物を捨てることに抵抗感を無くす
  • 半年以上使っていない物は処分する
  • 使う見込みが無い物は譲る

それでは、詳しく見ていきましょう。

ポイント1.物を捨てることに抵抗感を無くす

物を捨てることに抵抗感を無くすことで、部屋を効率的に片付け、快適な生活空間を取り戻すことができます。

なぜなら、不要な物を手放すことで精神的な負担が軽減され、生活の質が向上するからです。

まずは、使わなくなった衣類や雑貨、古い書類などを捨てることから始めましょう。

捨てることで物理的なスペースが確保され、部屋が広く感じられるようになります。

もし、物を捨てることに抵抗がある方は、まずは小さな物から始めてみてください。

少しずつ物を手放すことで、抵抗感が軽減され、スムーズに片付けが進められます。

ポイント2.半年以上使っていない物は処分する

半年以上使っていない物を処分する習慣を持つことで、余分なものに囲まれず、シンプルで機能的な生活空間を実現できます。

日常で実際に使用する物は、所有している物の半分にも満たない傾向にあるからです。

例えば、着ていない洋服、古い化粧品、読み終えた本などが挙げられます。

これらのアイテムを定期的にチェックし、使用していないものは処分またはリサイクルすることで、部屋の中がスッキリします。

半年以上使っていない物を処分することで、身の回りが整理され、片付けや掃除がしやすくなるだけでなく、新しい物を購入する際の判断材料ともなります。

一度、自宅の中を見渡してみて、実際に半年以上使っていない物がどれほどあるか確認してみてください。

それを基に、新しい片付けの習慣を築きましょう。

ポイント3.使う見込みが無い物は譲る

使う見込みがない物は思い切って譲ることで、自分にとって必要な空間を作り出すことが可能です。

これにはリサイクルやフリマアプリなどを利用し、不要な物を有効活用することが挙げられます。

具体例として、読み終わった本や着なくなった洋服、使用しなくなった家電製品などがあります。

これらを友人や家族、またはインターネットを利用して他の人に譲ることで、物が有効活用されるだけでなく、自分自身の生活空間もスッキリと整理することができます。

使う見込みがない物を譲ることで、自分にとって必要なものだけを残すことができ、部屋の中が整理され、清潔な状態を保つことが可能になります。

3.すぐに実践!汚部屋を自力で片付けるための準備

片付けの準備内容を示した画像

汚部屋を自力で片付けるには、片付けの方針を理解して、自分に合う方法を選ぶことも重要です。

どこから手をつけるべきか分からなくても、片付けの方針が定まれば、スケジュールを管理できるようになります。

無理のない目標を設定して、やる気を維持しながら片付けを続ければ、汚部屋は確実にきれいになるのです。

片付けを始める前に知っておくべきことを、ご紹介していきます。

(1)目標と方針を定める

汚部屋を自力で片付けるには、まず目標と方針から決めていきましょう。

目標がないまま片付けをすると、つい先延ばしになり、片付けが長引くほどモチベーションの維持も難しくなるためです。

たとえば、3ヶ月先に期日を設定して、両親や友人を自宅に招待する予定を入れてもよいでしょう。

いつまでに汚部屋の片付けを終えたいか、実現可能な期日を設定してください。

また、片付けの方針は、エリアを区切って順番に片付ける、もしくは不用品の品目ごとに片付けるのどちらかを選ぶとよいです。

2タイプの方針の特徴や注意点については、下記の表をご参照ください。

エリアを区切って順番に片付ける

不用品の品目ごとに片付ける

具体的なやり方

玄関や廊下などエリアを分けて、1つのエリアを片付け終わったら次のエリアに着手する

可燃ゴミ・ペットボト・段ボールなど、ゴミの種類別に片付けていく

特徴

片付けの進捗や成果が分かりやすく、やる気を維持できる

着実にゴミが減ることで、片付けがはかどる

注意点

大小さまざまなゴミを同時に処理する必要があり、混乱する可能性がある

片付けの序盤は成果が見えにくく、モチベーションが低下する可能性がある

向いている人

物品の仕分けであまり悩まない人

ゴミの処分方法を理解している人

片付けに慣れていない人

部屋にゴミが大量にある人

片付ける場所の広さや汚れ具合、ゴミの量によって、汚部屋の片付けに必要な時間は大幅に変動します。

無理のない期日を設定し、片付けの方針や場所をとっている物をチェックしたら、次は具体的なスケジュールを考えていきましょう。

(2)ゴミの日をチェックする

汚部屋の片付けのスケジュールを立てるには、まずゴミの日を確認してください。

ゴミの収集日を確認しておくと、ゴミの捨て忘れを防くことができ、ゴミがなくなることでスペースにも余裕ができます。

汚部屋の片付けで何から手を付けるか迷ったとしても、ペットボトルの収集日が迫っているなら、ペットボトルから片付ければよいのです。

ゴミの日やゴミの出し方は自治体によって異なるため、インターネットで調べたり役所に問い合わせたりして確認してください。

ゴミの種類によっては、自治体が収集していなかったり、収集の頻度が少なかったりします。

公営の回収拠点や集積所に自分で持ち込むか、リサイクルセンターの利用も併せて検討しましょう。 

(3)掃除道具を買い足す

掃除道具を買い足す際は、不足している道具のみを買いましょう。

部屋が片付くにつれて、思いがけず掃除道具が見つかることも考えられます。

したがって、下記の「ゴミを捨てる際の道具」があるか確認し、不足しているなら買い揃えてください

  • 自治体指定のゴミ袋
  • ビニール紐
  • ガムテープ
  • マスク
  • ビニール手袋や軍手
  • 室内で履く靴
  • 殺虫剤

使うかどうか分からない物を買うと、さらに部屋が散らかる原因になりますので、必要最低限の物から買い足すようにしましょう。

4.汚部屋の片付けはどこから手をつけるのが正しい?

汚部屋の片付けはどこから手をつけるのが正しい?

次に、汚部屋を片付ける際の最初のステップ、すなわちどこから手をつけるべきかを紹介します。

この内容を理解しておけば、効率的に部屋をきれいにするための方針を立てられるでしょう。

一方、この手順を知らないままで始めると、中途半端に片付けが終わったり、途中で挫折するリスクが高まります。

具体的に紹介する内容は以下の通りです。

  • 家全体が汚部屋なら玄関から片付ける
  • 特定の場所が汚部屋なら「収納されていないもの」から片付ける

順番に見ていきましょう。

家全体が汚部屋なら玄関から片付ける

片付けのスタート地点として、家全体が乱れている場合、玄関から始めることがオススメです。

なぜなら、玄関が綺麗であれば、その後の片付けもスムーズに進めることができるためです。

具体的には、まず不要なものを捨て、シューズボックスの中を整理し、日常的に使わない靴は収納します。

その後、マットやドアを清掃して、玄関を綺麗にしましょう。

このように、家全体の片付けが目的であれば、玄関から始めることでその後の搬出作業などがスムーズに進められます。

特定の場所が汚部屋なら「収納されていないもの」から片付ける

部屋の一部分だけが散らかっている場合、まず「収納されていないもの」から片付けましょう。

空間をすっきりとさせ、物の定位置を作れるからです。

収納されていないものは、部屋を散らかしている主な原因となっており、これを整理することで、部屋全体の印象が大きく変わります。

まず、床に置かれているアイテムをピックアップし、それが本当に必要かを判断します。

その後、不要であれば処分し、必要であれば適切な収納場所を見つけて収納しましょう。

収納されていないものを片付けることで、部屋はすっきりとし、次に取り組むべき片付けのステップも明確になります。

5.どんな方法がある?汚部屋を自力で片付ける手順

汚部屋を片付ける手順5つを示した画像

1人で汚部屋を片付けることを想定した手順を紹介します。

片付け中に害虫に遭遇すると、やる気を削がれる可能性があるため、あらかじめ駆除しておきましょう。

そのあと、部屋のなかで場所をとっている物や、大きい物から仕分けしていくと、きれいな部分がみるみる増えていきます。

ゴミが減ってきれいな部分が増えれば、片付けやすくなったり、やる気が湧いてきたりするのです。

具体的なテクニックをお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

手順1.害虫を駆除する

片付けに着手する前に、まずは害虫の駆除をすることをおすすめします。

片付け途中に害虫が出てくると、害虫駆除に時間をとられ、片付けがはかどらなくなるのです。

ゴミが溢れていたり散らかっていたりする部屋は、害虫が好む環境で、もし目につかなかったとしても繁殖しているかもしれません。

最初に燻煙式の殺虫剤で害虫を駆除しておくと、害虫トラブルでやる気をそがれることもなくなります。

手順2.場所をとっているをまとめる

事前準備で目をつけた「とくに場所をとっている物」を、まずはまとめましょう。

きれいな場所が増えて片付けがしやすくなり、片付けたという達成感も味わえます。

具体的にはゴミ袋に詰めたり、紐でくくったりして、まとめていってください

まとめた物が不用品なら回収日に捨て、残すならあとで仕分けをします。

「とくに場所をとっている物」が数種類あるなら、多い物からまとめるとよいでしょう。

手順3.大きいから仕分けしていく

不用品と残す物に分別する際のポイントは、大きい物から着手することです。

まずは物量を減らす必要があるため、大きい物をいさぎよく捨てていきましょう

捨てるのをためらうほど、部屋がきれいになるまで時間がかかるのです。

「半年間使わなかった物は捨てる」「買い直せる金額の物は捨てる」など、ルールを設定すると仕分けしやすくなります。

場所をとっていた物や、大きい物の仕分けが済んだら、細かい物に手をつけましょう。

この段階まできたら片付けにも慣れてきて、スムーズに進行できるはずです。

手順4.部屋の掃除をする

不用品の処分が済んだら部屋の掃除をしましょう。

片付けが終わっても、細かなゴミやホコリが残っている場合が多いからです。

掃除の大まかな手順は、以下を参考にしてください。

  1. 細やかなゴミやホコリを取る
  2. 水拭きする
  3. 水拭きしても汚れている箇所は、中性洗剤を使ってみる
  4. 中性洗剤でも落ちなければ、酸性やアルカリ性の洗剤を使う

二度手間を避けるためのコツは「高い場所から掃除を始めて、低い場所へ移行すること」「奥から手前へと進行すること」です。

水拭きの次に中性洗剤をおすすめする理由は、材質に影響を与えにくく、酸性の汚れもアルカリ性の汚れにも効く可能性があるからです。

掃除する場所の材質によって、適した洗剤や掃除方法は異なるため、洗剤はよく調べてから購入してください。

手順5.定位置を決めて収納する

収納する際は、むやみやたらに空いたスペースに詰め込むのではなく、定位置を決めることをおすすめします。

定位置を適切に決めないと、どこに収納したか分からなくなったり、無計画に置いて片付かなくなったりするからです。

適切な定位置を決めるポイントは、下記を参考にしてください。

  • 使う場所の近くや生活の導線上に収納する
  • よく使うを取り出しやすい位置に収納する

なお、収納スペースには2〜3割の余裕を残すよう心がけましょう。

余裕を持っておかなければ、物が増えた場合に収納できなくなり、また部屋が散らかっていく可能性があります。

収納スペースに収まらない場合は、処分するか、収納グッズを買うか検討してください。

本当に必要な収納グッズのみを買うようにしないと、部屋が片付かなくなるので、くれぐれも注意しましょう。

ここまでは汚部屋を1人で片付ける方法をお伝えしてきましたが、プロの技も知ると、片付けの選択肢が増えますよ。

6.汚部屋を自力で片付けた後に逆戻りしないためのポイント

汚部屋を自力で片付けた後に逆戻りしないためのポイント

次に、部屋を一度きれいにした後に再び散らからせないための具体的なポイントについて見ていきましょう。

この内容を心掛けておけば、持続的に部屋を綺麗に保つことができ、日常の生活が快適になります

しかし、このポイントを知らないままだと、片付けた努力が水の泡となり、再び部屋が乱れてしまうリスクがあります。

具体的に紹介する内容は以下の通りです。

  • 床に物を置かないようにする
  • 収納を確保する
  • ゴミ捨ての日を確認する

これらのポイントを実践することで、持続的にきれいな部屋を維持しましょう。

ポイント1.床に物を置かないようにする

床に物を置かない習慣をつけることは、部屋を常にきれいに保つ基本と言えます。

物理的なスペースだけでなく、精神的なスペースも確保されるからです。

例えば、書類や洋服、おもちゃなどのアイテムが床に散らかっていると、それらのアイテムを見るたびに「片付けなきゃ」という重圧を感じるでしょう。

しかし、床をきれいに保つことで、その重圧から解放され、気持ちの良い空間で過ごせるようになります。

そのため、床に物を置かない習慣をつけるために、毎日のルーチンの中に「床のアイテムを片付ける時間」を設けることをオススメします。

部屋をきれいに保つ習慣が身につき、より快適な生活を送ることができるでしょう。

ポイント2.収納を確保する

次に、部屋にある物の収納を確保しましょう。

物の収納場所を明確にすることで、物を取り出した後にすぐ元の場所に戻せるようになり、散乱を防げるからです。

例えば、本を多く所持している人は、十分な本棚を持つことで、読み終わった本をすぐに整理することができます。

同様に、衣類やキッチン用品も、それぞれのアイテムに合わせた収納を確保することで、生活空間がクリアになります。

収納を確保するためのアクションとして、家具や収納ボックスを導入する、または現在の収納を最大限活用する方法を考えることをオススメします。

ポイント3.ゴミ捨ての日を確認する

ゴミ捨ての日を確認し、計画的にゴミを出すことは、部屋の整理整頓を維持するための重要なポイントです。

ゴミの日を知ることで、不要なものを定期的に処分できるようになり、部屋がゴミで溢れるのを防ぐことができます。

例として、ペットボトルや雑誌、新聞などのリサイクルゴミは、指定の日にきちんと分別して出すことで、部屋の中にゴミが溜まるのを防ぐことができます。

また、生ゴミは腐敗臭を放つため、毎日の捨てる習慣が必要です。

ゴミの日をスマートフォンやカレンダーに記録して、リマインダーを設定することをオススメします。

これにより、ゴミの日を忘れることなく、部屋をクリーンに保つための習慣を築くことができるでしょう。

7.プロの技をチェック!汚部屋の片付け事例

清掃業者の事例を紹介することを示した画像

ここからは、汚部屋の片付けを業者に依頼した事例をご紹介します。

自力で解決するにしても、業者が提供しているサービスや手順は、片付けの参考になるのではないでしょうか。

汚部屋を放置するほど、ゴミの量が増えたり部屋が汚れたりするため、片付け費用が高額になる傾向にあります。

まずは利用料金が安く済んだ事例、次に高額になった事例を見ていきましょう。

事例1.害虫が発生した汚部屋

害虫が発生した汚部屋の画像

ゴミを放置し続けたところ、害虫が発生してしまった汚部屋の事例です。

室内には生活ゴミがあふれ足の踏み場もなく、ベランダにまで不用品が溜まっていたとの報告があります。

害虫の発生源を特定して殺虫剤を散布し、依頼主さまと作業員が一緒になって物品の仕分けをしたようです。

事前の打ち合わせを徹底したことで、1時間で作業完了となり、料金も抑えられました。

今回の片付けで、依頼主さまが探し続けていた貴重品が見つかったことは、思わぬ収穫だったようです。

事例2.数か月も掃除されなかった汚部屋

ゴミが散乱した汚部屋の画像

依頼主さまが、ご自身で不用品と残す物を判別するのが困難だった汚部屋の事例です。

まずは最低限の物だけを残し、一般的な状態の部屋にしてから、荷物を整理する流れとなりました。

室内にはコンビニ弁当のゴミや雑誌、ペットボトルなどが溢れ、全体的にゴミが散乱していたとのことです。

ゴミの量が多く間取りも広めだったため、片付ける料金も高額になっています。

依頼主さまは片付いた部屋を見て、友人を呼びたくなったことを作業員に満足気に話していたようです。

5.要確認!汚部屋の片付けで業者を利用すべきケース

自力での解決が困難なケースを示した画像

汚部屋を自力で片付けようにも、自力では解決が困難なケースもあります。

ひどいゴミ屋敷になってしまうと、もはや素人の手には負えません。

どれだけ効率的に片付けを進めるにしても、所要時間の短縮には限界があります。

精神的なトラブルが原因で片付けられない場合は、精神のケアを優先すべきです。

無駄な労力を費やすことのないように、業者を利用すべきケースも知っておきましょう。

ケース1.すでにゴミ屋敷になってしまった

ゴミ屋敷になってしまったなら、一刻も早く解決してください。

ゴミ屋敷で生活すると健康や精神に悪影響を及ぼすだけでなく、近隣の住民にも迷惑をかけるからです。

下記の条件に当てはまる場合は、ゴミ屋敷に該当することが懸念されます。

  • 家中ゴミだらけで足の踏み場がない
  • 家の外までゴミがあふれている
  • 悪臭がただよっている
  • 害虫が発生している

ゴミ屋敷を1人で片付けるとなると、とてつもない時間と労力、そして片付けのスキルが必要です。

専門業者なら、物品の仕分けから搬出、不用品の処分、清掃や消毒まで、迅速に済ませることができます。

また、以下の記事では家の片付けを業者に依頼するメリットについても紹介しています。

自分で家を片付けられるかどうか悩んでいる人は、こちらも併せてご確認ください。

家の片付け業者に依頼するメリットとは?費用や安心の業者選びを解説

ケース2.片付けをする時間がない

汚部屋を片付ける時間が確保できない場合も、業者の利用をおすすめします。

明確な期日があって間に合いそうになかったり、急に人を招く必要に迫られたりしても、業者なら解決できる可能性が高いです。

実際にどれくらいの時間で片付くかは、部屋の間取りや広さ、物量の多さによって異なります。

業者に問い合わせをすると、時間と費用の目安を知ることができるので、スケジュールを調整しやすくなるでしょう。

ケース3.やる気が出なくて片付けられない

モチベーションを高めようとしても、どうしてもやる気が出ないなら無理をしないでください。

うつ病やセルフネグレクト、ためこみ症などの精神的なトラブルに発展している可能性があります。

汚部屋が片付くと精神が安定することも考えられるので、速やかに業者に相談しましょう。

また、ゴミ屋敷清掃業者の選び方についてより詳しく知りたいという人もいるはずです。

以下の記事では、具体的な選び方のほかにも、出来るだけ安く依頼する方法についても紹介しているので、併せてご確認ください。

ゴミ屋敷の清掃業者はどう選ぶ?費用を抑えるポイントも紹介

6.【地域別】片付けを依頼できる清掃業者9選

【地域別】片付けを依頼できる清掃業者9選

こちらでは、片付けを依頼できる清掃業者を地域別にご紹介します。

どの清掃業者を選べば良いかわからない方は、まずはあなたが住んでいる地域の清掃業者をご確認ください。

地域別のゴミ屋敷の片付けを依頼できる清掃業者は下記の通りです。

  • 【関東エリア】ブルークリーン
  • 【関西エリア】エンディール
  • 【九州エリア】特殊清掃プロスト
  • 【東北エリア】クヨカサービス
  • 【東海エリア】マルトニ
  • 【中国エリア】こころテラス
  • 【四国エリア】株式会社クリーンフォレスト
  • 【北陸エリア】株式会社北陸遺品整理
  • 【北海道エリア】株式会社ピースクリーン

1社ずつ見ていきます。

【関東・甲信越エリア】ブルークリーン

関東・甲信越エリアは、ブルークリーンです。

365日24時間営業しており、即日対応可能です。

また、国内で唯一の米国政府機関のガイドラインを取り入れた特殊清掃や除菌の技術を持っています。

相談者に寄りそうサービスで、「ブルークリーンさんに任せてよかった」という口コミも多いです。

  • 会社名:ブルークリーン株式会社
  • 所在地:〒144-0047 東京都大田区萩中1-6-10フェニックス糀谷1F
  • 対応エリア:関東・甲信越
  • 受付時間:年中無休
  • 電話番号:0066-9801-0500889
  • 会社詳細ページ:https://www.recovery-aoao.jp/partners/890

【関西エリア】エンディール

関西エリアはエンディールです。

24時間365日営業しているので、いつでも相談できます。

急を要する方には即日で対応してくれるのも強みです。

ゴミ屋敷の清掃実績を多く持つエンディールを、安心してご利用ください。

また、精神的な原因で片付けができなくなった人に関しては、心理カウンセラーがカウンセリングサービスをしてくれることもエンディールの特徴です。

ゴミ屋敷でよくある捨てられない不安感を解消してくれます。

  • 会社名:エンディール
  • 所在地:〒540-0035 大阪府大阪市中央区釣鐘町1-5-9-504
  • 対応エリア:大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県・和歌山県
  • 受付時間:8:00~20:00 年中無休
  • 電話番号:0120-77-2345
  • 会社詳細ページ:https://endeal.net/

【九州エリア】特殊清掃プロスト

九州エリアは特殊清掃プロストです。

24時間365日対応のため、即日で対応してもらえます。

特殊清掃プロストは、ゴミ屋敷のような特殊な環境での片付け・消臭・清掃を専門としています

さらに秘密厳守を徹底してくれるので、安心してご利用できます。

見積もり無料のため、気軽に相談してみてください。

  • 会社名:PROST(プロスト)
  • 所在地:〒811-2113 福岡県粕屋郡須恵町大字須恵1066-8
  • 対応エリア:福岡県・佐賀県・大分県・長崎県・熊本県・宮崎県・鹿児島県
  • 受付時間:年中無休
  • 電話番号:0120-947-048
  • 会社詳細ページ:https://prost-japan.com/

【東北エリア】クヨカサービス

東北エリアはクヨカサービスです。

24時間365日対応で、無料で見積もりをとってくれます。

さらに、見積もり後の追加請求もない明瞭会計で安心です

クヨカサービスでは、専任スタッフ制を採用して依頼者との認識のズレをなくし、トラブルを防ぎます。

福祉施設や行政からのゴミ屋敷清掃の実績もあり、経験豊富な業者と言えます。

  • 会社名:クヨカサービス(C’yoka service)
  • 所在地:〒984-0831 宮城県仙台市若林区沖野2丁目10-64
  • 対応エリア:宮城県、福島県、岩手県、山県県の一部エリア
  • 受付時間:9:00~20:00 年中無休
  • 電話番号:0120-505-777
  • 会社詳細ページ:https://cyoka-s.com/

【東海エリア】マルトニ

東海エリアは、マルトニです。

24時間365日対応で、LINEでも問い合わせできます

特殊な薬剤を使用した徹底的な消臭は、同業者が施工した後に相談が来るほどの腕前です。

清掃・消臭を完璧に行ってくれるので、安心してご利用ください。

また、ゴミ屋敷だけでなく、多数のペットを飼育したことにより汚れた、猫屋敷にも対応しています。

多数の実績を持つマルトニに、ぜひ一度ご相談ください。

  • 会社名:マルトニ
  • 所在地:〒455-0884 愛知県名古屋市港区七反野1丁目2202
  • 対応エリア:愛知県・岐阜県・三重県・静岡県の一部・滋賀県の一部
  • 受付時間:年中無休
  • 電話番号:0120-59-0102
  • 会社詳細ページ:https://www.marutoni.com/

【中国エリア】こころテラス

中国エリアはこころテラスです。

24時間年中無休で対応してくれます。ゴミ屋敷の写真をLINEで送るだけの、スピード見積もりもできます

こころテラスは、清掃業者が断るほど汚れたトイレやお風呂なども清掃できる、片付け・特殊清掃のプロです。

また、テレビや新聞などにも取り上げられるだけの、知名度と実績を持っています。

猫屋敷・犬屋敷など、特殊な状況でも清掃できるこころテラスに、ぜひ一度ご相談ください。

  • 会社名:こころテラス
  • 所在地:〒731-5127 広島県広島市佐伯区五日市5-7-13
  • 対応エリア:広島県・山口県・岡山県・鳥取県・島根県
  • 受付時間:24時間 年中無休
  • 電話番号:0120-927-383
  • 会社詳細ページ:https://www.cleaning-business.jp/

【四国エリア】株式会社クリーンフォレスト

四国エリアは株式会社クリーンフォレストです。

訪問見積もり無料のため、気軽に問い合わせできます。また見積もり後の追加料金も、一切発生しないので安心です。

クリーンフォレストは、家に関するすべての相談を受け付けています。

脱臭マイスターなどの特殊清掃関連の資格を持ち、特殊な環境の清掃実績を数多く持っています

ゴミ屋敷でお悩みの方は、信用第一を掲げているクリーンフォレストに、ぜひ一度ご相談ください。

  • 会社名:株式会社クリーンフォレスト
  • 所在地:〒799-0103 愛媛県四国中央市川之江町余木569番地
  • 対応エリア:愛媛県・香川県・徳島県・高知県
  • 受付時間:8:00~20:00 年中無休
  • 電話番号:0120-600-115
  • 会社詳細ページ:https://cleanforest.net/

【北陸エリア】株式会社北陸遺品整理

北陸エリアは株式会社北陸遺品整理です。

携帯やスマートフォンで撮影した写真をメールするだけで、無料で見積もりしてくれます。

忙しい方はご利用いただくと良いでしょう。見積もり後の追加請求もありませんので、ご安心ください。

ゴミ屋敷の清掃では、資格を持った専門スタッフが全て対応してくれます

また商品価値がある物の買取や、国内外への寄付などで、清掃費用を最小限にしてくれるのも魅力です。

  • 会社名:株式会社北陸遺品整理
  • 所在地:〒910-0125 福井県福井市石盛1丁目509番地
  • 対応エリア:福井県
  • 受付時間:8:00~20:00 年中無休
  • 電話番号:0776-76-3268
  • 会社詳細ページ:https://hokuriku-ihin.com/

【北海道エリア】株式会社ピースクリーン

北海道エリアはピースクリーンです。

特殊清掃の優良事業所として表彰されるほど、清掃に定評のある業者です。

また脱臭マイスターなど、特殊清掃に関する資格も持っています。

数多くの清掃実績と専門知識を持っているため、安心してご利用できます

ゴミ屋敷でお悩みの方は、ぜひ一度ピースクリーンにご相談ください。

  • 会社名:株式会社ピースクリーン
  • 所在地:〒065-0026 北海道札幌市東区北26条東7丁目3-12
  • 対応エリア:北海道(一部エリアを除く)
  • 受付時間:8:00~17:00(日曜日定休)
  • 電話番号:011-712-0090
  • 会社詳細ページ:https://peaceclean.net/

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清掃業者の中には専門知識や技術を持たない業者や、相場よりもかなり高額な料金を請求する悪徳業者がいるのは事実です。

そんな業者に依頼してしまい、部屋を綺麗にできなかったり、余計な料金を取られることが無いように、AOAOでは厳選した優良業者を紹介しています。

紹介している業者は都道府県別に複数紹介できるので、相見積もりを取ることも簡単です。

まずは、AOAOの業者かんたん検索」から相談する業者を調べてみてください。

まとめ

汚部屋を自力で片付けるには、モチベーションを高めて、最後まで維持してやりきることが重要です。

片付けによって得られるメリットをイメージして、やる気になったら早速片付けを開始しましょう。

また、効果的な片付け方と手順を把握して、計画を立ててから準備を始めることをおすすめします。

ただし、汚部屋の片付けが自力では困難なケースもあるのです

とくに精神的なトラブルが発生していると、片付けようとすることで精神状態が悪化しかねません。

業者を利用すべきケースに該当する場合は、できるかぎり速やかに専門業者に相談してください。

監修者鈴木 亮太(すーさん)

経歴
公益社団法人日本ペストコントロール協会 ペストコントロール技能師
3,000件以上の孤独死案件に携わる
▶メディア出演
・「ABEMA 変わる報道番組 #アベプラ【公式】」ABEMA
・「田村淳の地上波ではダメ!絶対!」BSスカパー
日刊SPA!
bizSPA!フレッシュ
・「Channel恐怖」Aamzon prime video

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