
親族が亡くなり遺品を整理しようにも、感情的になってしまいなかなか進まないことがありますよね。
そんな時にオススメなのが遺品整理業者です。遺品の片付け・処分だけでなく、必要に応じて買取までしてくれる頼もしい存在です。
この記事では、遺品整理業者から賢く見積もりを取る方法や費用相場をお話していきます。
普段の生活で関わることのない遺品整理業者ですから、分からないことだらけなのは当たり前です。
まずは遺品整理業者について知識を深め、行動に移していきましょう。
1.遺品整理の見積もりを取る方法とは?
まず遺品整理の見積もりを取るにはどんな方法があるのでしょうか。
遺品整理の見積もりを取るには、出張見積もりと電話見積もりの2つの方法があります。
それぞれの見積方法のメリット・デメリットを見ていきましょう。
(1)遺品整理の出張見積もり
見積もりの取り方の1つ目は、出張見積もりという方法です。
こちらは遺品整理業者の方にご自宅まで来てもらい、見積もりを出してもらうやり方です。
まずは出張見積もりをしてもらいたい旨を電話やメール等で問い合わせをしましょう。
そしてご自宅に来てもらう日を決めます。
出張見積もりのメリットとしては、実際に現場を見てもらうことで、より正確な見積もりを出してもらうことができます。
荷物の量によっては、トラックが1台で済まないこともありますし必要なスタッフの人数も変わるでしょう。
細かい部分では玄関からトラックを停めている道路までの距離が遠ければ遠いほど、搬出作業も大変になるため費用が多くかかってしまいます。
様々な状況を業者の目で確認してもらうことで見積もりはより正確なものになり、後から追加請求をされるなどの心配も少なくなります。
出張見積もりのデメリットとして考えられるのは、見積もりに来てもらう時間を作らなければならないことです。
仕事などで忙しく数時間から半日ほど時間を空けるのは難しい、遠方に住んでいるためわざわざ見積もりのためにそちらに出向くのが難しいなどの場合には不向きと言えるでしょう。
(2)電話見積もり
続いて見積もりを取る方法として考えられるのは電話で見積もりを取るやり方です。
こちらは電話で会話をしながら見積もりを出してもらいます。
電話では必要事項を聞かれるので、対応できるように現場の状況を事前に確認しておく必要があります。
具体的にどんなことを聞かれるのかというと、部屋の間取りや片付ける物の量・玄関から道路までの距離や不用品の回収の有無や予算などです。
例えば、片付ける家が平屋なのか二階建てなのかによって積み荷作業にどの程度スタッフが必要か変わっていきます。
予算によっては、片付けまで一緒に行ってもらい、処分はご自身で行う場合もあるでしょう。
電話見積もりのメリットとしては、実際に業者の方が来るわけではないので手軽にできることです。
ただし電話での情報を元に見積もりをとるため情報を正しく伝えなければ、見積もり時の料金よりも加算されてしまうこともあります。
一番良いのは出張見積もりで現場を見てもらう方法ですが、時間が本当にとりにくい場合には電話見積もりを利用すると良いでしょう。
2.遺品整理の見積もり料金はいくらかかる?
いろんな遺品整理業者がありますが、その多くが見積もりは無料で出してくれるところがほとんどです。
相談や見積もりは無料で対応してくれるところが多いので、気軽に連絡してみても良いでしょう。
しかし、お住まいの地域や業者によっては、出張見積もりの場合は料金を請求されることもあります。
出張見積もりの場合は、念のために費用がかからないことを確認しておきましょう。
遺品整理の費用相場はどれくらい?
見積もりをもらう前に、費用相場をあらかじめ知っておきましょう。
こちらはあくまで概算となりますが、見積もりは間取り・作業人数・作業時間を考慮して費用が算出されます。
遺品整理の料金相場は下記の表を参考にしてください。
間取り | 作業人数 | 作業時間 | 相場 |
---|---|---|---|
1K~1R | 2~5名 | 2~8時間 | 約78,000~284,000円 |
1DK~3LDK | 3~7名 | 5時間 | 約135,000~482,000円 |
4LDK | 5~8名 | 12~20時間 | 約245,000~690,000円 |
間取りによって作業人数や作業時間も大きく違いがあり、相場の価格も変動があります。
とはいえたくさん部屋があっても物の量が少なかったり、部屋の数が少なくてもゴミや不用品が多い場合は表のとおりにはいきません。
無料で見積もりを出してくれる遺品整理業者はたくさんあるので、まずはどの程度費用がかかるのか見積もりを出してもらうと良いでしょう。
3.遺品整理の見積もり料金を安く抑える方法とは?
続いて遺品整理の見積もり料金を安く抑える方法をお話していきます。
見積もり料金を安く抑えるためにできることは、以下の3つです。
- 複数の業者から相見積もりを取る
- 作業内容を最低限に抑える
- 買取できないか相談する
どの方法も決して難しいものではなく、どなたでもできることなのでぜひ実践してみてください。
具体的にどのようなことか、1つ1つ分けてご説明していきます。
方法1.複数の業者から相見積もりを取る
まず見積もり料金を安く抑えるために行いたいことは、複数の業者から見積もりを取ることです。
見積もりをとったからといって、必ずしもその業者に依頼しなければいけないわけではないため、複数の業者に見積もりを出してもらうことができます。
相見積もりは同じ条件で見積もりを出してもらう必要があります。
それぞれの業者で別々の条件で見積もりを出してもらっては比較ができなくなってしまうからです。
実際に現場を見てもらって見積もりを出してもらうのであれば、手つかずの状態を複数の業者に見てもらうようにしましょう。
ご自身で片付けてしまったり、買取できそうなものを売った後では条件が変わってしまいます。
電話見積もりの場合も、間取りや荷物の量は同じように伝え比較しやすいようにしておきましょう。
方法2.作業内容を最低限に抑える
また作業内容を最低限にお願いすることも費用を抑える方法です。
遺品整理業者の中には整理・片付けだけでなく、処分やリサイクルなどの手配までしてくれるところがあります。
契約の仕方は様々なので整理・片付けだけでなく処分までお願いすることもできますし、整理・片付けまでお願いすることも可能です。
もちろん作業内容が多岐にわたればそれだけ時間や手間がかかるため、費用も高額になっていきます。
できるだけ遺品整理を安く済ませたい場合には、ご自身でできる部分は業者に依頼しないことです。
遺品整理はまず残すものと処分するものの2つに分けていきます。
残すものの中には形見として手元に残したいものや、家電などまだ使えるためご自身で使うものが含まれます。
要らないものは不用品としてゴミに捨てたりリサイクルに出すものと、不要であるが買取ってもらえそうなものに分けていきましょう。
ある程度この分類ができれば、処分などはご自身でできる部分も出てきます。
最初から最後まで業者に依頼してしまうと費用もかさむため、できそうなところはご自身で行っていきましょう。
方法3.買取できないか相談する
遺品整理業者の中には、片付けや整理と並行して買取も行ってくれるところがあります。
上記でお話したように不用品ではあるもののまだ利用できるものや、価値のあるものが眠っている可能性もあるでしょう。
あまり詳しくなくてもブランド品は価値がつくと分かりますが、骨董品などは興味がない人にとっては判断するのが難しいですよね。
買取も行っている遺品整理業者であれば、価値のあるものを判断しやすく頼もしい存在になります。
ブランド品や骨董品の他にも、フィギュアやトレーディングカード・趣味に使うようなゴルフ道具やカメラ関係、着物などもただ捨てるのはもったいない場合があります。
片付けをしながら価値のありそうな不用品はよけておき、最後にどうするか決めていきましょう。
そのまま遺品整理業者に買取ってもらうのもありですし、それぞれ専門の買取り業者に持ち込んでも良いです。
専門の買取業者の方が高値で買い取ってくれる可能性はありますが、時間と手間を考え一括で遺品整理業者にお願いするのもありでしょう。
4.遺品整理の見積もり業者を選ぶ際のポイントとは?
では遺品整理の見積もりをお願いするのに、どのような業者を選べば良いのでしょうか。
「たくさんありすぎて選べない…」「悪徳業者につかまってしまったら嫌だな…」と尻込みしてしまい、結局頼めなかったという方もいらっしゃることでしょう。
失敗しない業者を選ぶためにはいくつかのポイントがあります。
例えば口コミが良いところや、実績がある・担当者の対応が丁寧で誠実であるところを選ぶと安心です。
まずはどのようなところに気を付けて業者選びをするべきなのか、業者選びのポイントを頭に入れていきましょう。
ポイント1.口コミが良い
まず遺品整理業者を選ぶ際にチェックしておきたいのはグーグルマップの口コミでの評価です。
外食をする際に美味しいご飯屋さんを探す時も、他の方が書き込んだ口コミを参考にしますよね。
遺品整理業者を探す場合も同じく、口コミは必ずチェックしておいた方が安心です。
実際に利用された方の口コミなので、料金のことや手際の良さ・アフターフォローなど詳しい事情を知ることができます。
時間の許す限り口コミはたくさん読み、悪い口コミがないか確認すると良いです。
まれに業者本人が口コミを投稿し評価をあげていることもあり、全員が星5つなどのあまりに偏った評価の場合は注意が必要なこともあります。
口コミの内容も重要ですし、口コミ件数も気にしてみると良いでしょう。
口コミの件数が多ければ多いほど、それだけたくさんの依頼を受け実績があるという証拠にもなります。
ポイント2.実績がある
実績がある業者なのかも重要なポイントです。
遺品整理業者のなかでも、どの範囲まで行ってくれるのかはそれぞれ違いがあります。
例えば片付け・整理だけでなく、処分・リサイクル・買取まで全てを希望するのであれば、その全てを行っている業者選びをしなければいけません。
各業者によって業務範囲があるので、依頼をしてから対応不可と言われてしまっては二度手間になってしまいます。
またご自身の依頼するケースに近い現場を行っているのかも確認が必要です。
例えば故人がお亡くなりになってからしばらく時間が経ってしまった、いわゆる孤独死の現場であれば遺品整理だけではなく特殊清掃まで行わなければいけません。
どの範囲まで対応可能なのかしっかり確認してから見積もり依頼を行うと良いでしょう。
ポイント3.担当者の対応が丁寧
担当者の対応が丁寧かも業者選びのポイントになります。
問い合わせをした際に親身になってこちらの話を聞いてくれたか、説明が分かりやすかったか、感じの良い人だったかなど受けた印象を覚えておくと良いです。
担当者の印象はその後、依頼をするかしないか大きく左右するでしょう。
大事な遺品の整理をお任せする業者ですから、ぞんざいに扱われるのは絶対に嫌ですよね。
普段は接することのない業者なので、不安を感じるのは当たり前です。
初めて利用するという方が多いと思うので、丁寧に誠意を持って対応してもらえる業者を選ぶようにしましょう。
他の業者と見積もりを比較した時に、やや金額が高かったとしても対応の良さで選ぶ方もおられます。
遺品整理の業者選びは慌てず、この業者にお願いしたいと思えるところが見つかるまで探してから依頼することをおすすめします。
ポイント4.見積書の内訳が明瞭
見積書の内訳が明瞭かも必ずチェックして欲しいポイントです。
いくつかの業者に見積もりを依頼して比較してみるとよく分かるのですが、中には大ざっぱな見積書を渡してくる業者もあります。
具体的な項目が書かれておらず、請求金額だけを記載している見積書は要注意です。
例えば、「遺品整理作業一式」とひとまとめにされていることもあります。
作業内容が明確でないうえに、あとから追加料金を請求される恐れもあるでしょう。
基本的に見積書に記載がある項目は、収集運搬作業費・車両費用・不用品仕分け費用などです。
これらはどんな現場でもかかってくる費用なので、記載がないと不審に思うべきです。
買取をしてもらえる場合は、買取の項目も記載があるのかチェックしておきましょう。
あまりに項目が少ないのも不安ですが、項目が多すぎてこれはどんな費用かなと思うこともあります。
疑問に思うことは遠慮せず、何でも聞いて解決するのが賢明です。
遺品整理の業者は選び方を知らなければ悪徳業者に頼んでしまうこともあります。
以下の記事で、失敗しない遺品整理業者の選び方について紹介しているので併せてご確認ください。
遺品整理業者の選び方は〇〇が重要!悪徳業者に騙されない心得をお教えします
5.遺品整理の見積もりを取る際の注意点とは?
最後に遺品整理の見積もりを取る際の注意点をお話していきましょう。
特に追加料金の有無を確認することや、許可証の有無を確認するのはとても大切なことです。
悪徳業者は後から料金を追加したり、許可証がないにも関わらず、違法な作業を行うことがあります。
依頼をしてから失敗した!と後悔することのないように、きちんとした業者なのか見極めることが大切です。
1つ1つ分けてお話していきますので、理解を深めておきましょう。
注意点1.追加料金の有無を確認する
必ず確認しておくべきなのは、追加料金の有無はあるのかどうかです。
上記でもお話したように見積もりが明瞭でない場合は、追加料金を請求される恐れがあり、後から何かと理由を付けて追加請求してくることがあります。
見積もりが明瞭でない場合はそもそも依頼をすべきではありませんが、他の業者でも場合によっては作業を進める中で追加料金がかかってしまうことがあるのです。
どのような場合に追加料金が発生するのか、その場合いくらぐらいの金額になるのかきちんと事前に説明してくれる業者が優良といえます。
実際に見積もりをしてもらった時点で、追加料金が発生するのであればどのくらいの金額と思っておけばよいのか聞いておけば、心構えができますね。
事前に予算はこのくらいとお話しておくのも大切なことです。
不安を感じることがあれば作業に入る前に質問をして、納得したうえで依頼するようにしましょう。
注意点2.許可証の有無を確認する
見積もり依頼をする際は、許可証の有無も確認しましょう。
遺品整理業者は作業を行う上で、取得していなければならない資格があります。
不用品の回収や処分には一般廃棄物収集運搬許可証や、産業廃棄物収集運搬許可証というものです。
これらの資格を持たずに営業している遺品整理業者に依頼をしてしまうのは大変危険です。
例えば、収集した家電を正規の方法で廃棄せず、山の中に捨ててしまう不法投棄を行う可能性があります。
知らずに依頼をした場合あなたが罪に問われることはありませんが、犯罪に関わってしまうのは嫌ですよね。
また買取サービスも行う業者なら古物商許可証というものが必要です。
許可証を持っている業者なのかはホームページや店舗を確認すれば掲載されているので、きちんと許可を得て営業している業者なのかを確認してから依頼するようにしましょう。
6.【地域別】遺品整理業者9選
さて、ここまでのご説明で遺品整理業者の選び方がおわかりいただけたかと思います。
しかし、各地には多くの業者がいるため、どこを選べばいいのか迷うこともあるでしょう。
そこで、地域別に信頼できる遺品整理業者をご紹介します。
どの業者も当サイトが厳選した任せられる業者ばかりなので、安心してご相談いただけますよ。
それぞれのホームページでは、資格の有無や実際の作業事例の紹介が豊富に掲載されています。
見積もりや相談は無料でできるので、詳しく話を聞いてみましょう。
【関東甲信越エリア】ブルークリーン
ブルークリーンは東京に本社がある遺品整理業者で、遺品整理、ゴミ屋敷の片付けから特殊清掃まで幅広く請け負っています。
関東甲信越の広いエリアを対応していて、遠方の場合は立ち会いなしでの片付けも可能!忙しい方や離れて暮らす親の遺品整理もお願いできるのはうれしいポイントだと言えます。
また、部屋を明け渡す際の原状回復も行っているので、ひとり暮らしだった方の遺品整理と部屋の清掃も安心して任せられるのが大きな強みです。
古物商と産業廃棄物収集運搬業の許可を取得済みで、危険物の仕分け・処理も行っています。
スタッフの数が多く、女性スタッフも多数在籍しているので、親身に相談に乗ってほしいという方におすすめできます。
- 会社名:ブルークリーン株式会社
- 所在地:〒144-0047 東京都大田区萩中1-6-10フェニックス糀谷1F
- 対応エリア:東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城
- 受付時間:年中無休
- 電話番号:0066-9801-0500889
- 会社詳細ページ:https://www.recovery-aoao.jp/partners/890
【関西エリア】エンディール
エンディールは大阪府に本社があり、関西地方の2府4県を対象に営業しています。
遺品整理だけでなく生前整理も行っているため、終活をお考えの方・施設の入居前に片付けたいという方にもおすすめできます。
遺品整理士認定協会から認定書と感謝状が授与された他、古物商の許可を取得。
家電リサイクル業も行っているので、まだ使える遺品はリサイクルとして活用できます。
不用品を海外に寄付するなど社会貢献活動に力を入れているのも、同社の大きな特徴です。
東京商工リサーチの「遺品整理業」調査において、「遺品整理・空き家片付けの受注件数」が2019年から2022年の4年連続関西地方でNO.1となっています。
実績が豊富な点も安心できる要素だと言えるでしょう。
- 会社名:エンディール
- 所在地:〒540-0035 大阪府大阪市中央区釣鐘町1-5-9-504
- 対応エリア:大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県・和歌山県
- 受付時間:8:00~20:00 年中無休
- 電話番号:0120-77-2345
- 会社詳細ページ:https://endeal.net/
【九州エリア】特殊清掃プロスト
特殊清掃プロストは九州全域を対象に、遺品整理や特殊清掃、ゴミ屋敷の片付けなどを行っています。
同社の強みは「スピード対応」です。
親族が亡くなって早く家を片付けないといけない、孤独死していて悪臭が漂い近所に迷惑をかけているという時でも、プロストは年中無休、24時間対応しています。
遺品の片付けから不用品の処分、シミの除去や腐敗臭の消臭、賃貸物件の原状回復まで一貫して頼めるので、お困りの方はぜひ相談してみるといいでしょう。
遺品整理士の有資格者が在籍し、女性スタッフも多いのも強みのひとつです。
きめ細やかな対応で、安心して任せられますよ。
- 会社名:PROST(プロスト)
- 所在地:〒811-2113 福岡県粕屋郡須恵町大字須恵1066-8
- 対応エリア:福岡県・佐賀県・大分県・長崎県・熊本県・宮崎県・鹿児島県
- 受付時間:年中無休
- 電話番号:0120-947-048
- 会社詳細ページ:https://prost-japan.com/
【東北エリア】クヨカサービス
クヨカサービスは仙台市に本社があり、東北地方を中心に遺品整理業を営んでいます。
遺品整理士の資格を持つスタッフが在籍し、遺品整理士協会から「優良事業所」の認定を受けているプロ集団です。
また、リサイクルやリデュース、リユースの3R活動にも力を入れています。
遺品の中でもまだ使えるものは買い取りし、転売できないものは海外に輸出するなど廃棄する量を抑える努力をしている点が特徴です。
手元に残さないと判断した遺品を大切にする気持ちの表れだと言えるでしょう。
遠方で現地に来られない方や忙しくて時間がない方にも丁寧に対応しています。
料金体系が明確で、基本料金の中に遺品の仕分け費用や廃棄物処理費、水まわり清掃費がすでに含まれています。
そのため、他社と比較してもかなりお手頃価格で利用できるところがメリットだと言えます。
- 会社名:クヨカサービス(C’yoka service)
- 所在地:〒984-0831 宮城県仙台市若林区沖野2丁目10-64
- 対応エリア:宮城県、福島県、岩手県、山県県の一部エリア
- 受付時間:9:00~20:00 年中無休
- 電話番号:0120-505-777
- 会社詳細ページ:https://cyoka-s.com/
【東海エリア】マルトニ
遺族に寄り添った遺品整理が評判で、遺品の仕分け、遺品の探索など遺族が納得できるまで対応しています。
過去の実績は1,000件以上!
遺品整理優良事業所認定、古物商許可、一般廃棄物収集運搬業許可、解体工事業の許可を取得している優良企業です。
特殊清掃が必要な家屋やネコ屋敷の清掃なども、臭いがなくなるまで徹底して実施しています。
そのため、他社で解決できなかった臭い問題が解消できたというケースが多く見られます。
見積もりの段階で作業費用の内訳の説明があるので、不安なく依頼できるのが大きな強みだと言えるでしょう。
- 会社名:マルトニ
- 所在地:〒455-0884 愛知県名古屋市港区七反野1丁目2202
- 対応エリア:愛知県・岐阜県・三重県・静岡県の一部・滋賀県の一部
- 受付時間:年中無休
- 電話番号:0120-59-0102
- 会社詳細ページ:https://www.marutoni.com/
【中国エリア】こころテラス
介護事業を運営していた同社では、利用者から家族の死後に遺品整理の相談を受けたことをきっかけに遺品整理事業をスタートさせました。
遺品整理や特殊清掃はもちろんのこと、生前整理や空き家整理など生前から死亡後に至るまでの相談、介護と連携したサービスがトータルで受けられるのが大きな強みです。
古物商の許可、リサイクル家電の廃棄運搬許可を取得しているので、不用品の買い取りや家電製品のリサイクルなども任せられます。
遺族が遠方にいる場合は、不在での見積もり、清掃後の画像を送付して確認といった対応を取っています。
遺族が引き取りたい遺品があれば、遠方への送付も行っているので離れて暮らす家族にとって安心できますね。
- 会社名:こころテラス
- 所在地:〒731-5127 広島県広島市佐伯区五日市5-7-13
- 対応エリア:広島県・山口県・岡山県・鳥取県・島根県
- 受付時間:24時間 年中無休
- 電話番号:0120-927-383
- 会社詳細ページ:https://www.cleaning-business.jp/
【四国エリア】株式会社クリーンフォレスト
株式会社クリーンフォレストは、四国全域を対象に遺品整理を行っています。
リフォームや塗装、新築といった家屋に関する業務を行ってきた業者なので、家まるごとの相談ができるのが強みです。
遺品整理や特殊清掃では、単なる片付けに終わらず原状回復や消毒、消臭なども対応可能。
特に最新の脱臭機を使用して消臭を行うので、遺族ですら近づけなかったという家がきれいになったと好評です。
仕分けや相談には経験豊富なプロが担当し家具の片付けや処分にも対応しているので、終活・生前整理の依頼も増えています。
何から手をつけていいのかわからないという場合は、ぜひ相談してみてください。
ホームページには多くの事例が掲載されているので参考にするといいでしょう。
- 会社名:株式会社クリーンフォレスト
- 所在地:〒799-0103 愛媛県四国中央市川之江町余木569番地
- 対応エリア:愛媛県・香川県・徳島県・高知県
- 受付時間:8:00~20:00 年中無休
- 電話番号:0120-600-115
- 会社詳細ページ:https://cleanforest.net/
【北陸エリア】株式会社北陸遺品整理
北陸遺品整理では遺品整理士の資格や事件現場特殊清掃センターの認定許可を持つスタッフが遺品整理を行っています。
大きな特徴はわかりやすい料金体系で、見積もり額には仕分け・養生・梱包・搬出・廃棄・簡易清掃・人件費がすべて含まれています。
後から追加料金が発生しない点が安心できますね。
もちろん見積もりや相談は無料なので、詳しい内訳を知りたい場合は納得いくまで聞いてみましょう。
生前整理や介護施設への入居に伴う家財道具の整理・処分なども対応しています。
死亡後の遺品整理だけでなく、親の高齢化に直面してお困りの方の力になってくれる心強い存在だと言えるでしょう。
- 会社名:株式会社北陸遺品整理
- 所在地:〒910-0125 福井県福井市石盛1丁目509番地
- 対応エリア:福井県
- 受付時間:8:00~20:00 年中無休
- 電話番号:0776-76-3268
- 会社詳細ページ:https://hokuriku-ihin.com/
【北海道エリア】株式会社ピースクリーン
株式会社ピースクリーンは札幌市を中心に北海道の各地で遺品整理や特殊清掃、片付けなどを行っています。
ビルやマンションの清掃の仕事も多く行っている清掃のプロ集団です。
遺品整理士の資格を持つスタッフが相談から対応まで担当。
一般的な遺品整理から孤独死などの特殊清掃まで幅広く請け負っているのが特徴です。
また、下請けを通さず、すべて自社スタッフが業務に当たるのでリーズナブルな価格で対応可能なところもうれしいポイント!
最近では終活のための生前整理の依頼も増えています。
実家の北海道になかなか帰れないといった遠方に住む親族からの相談も可能なので、遠慮せずに聞いてみましょう。
- 会社名:株式会社ピースクリーン
- 所在地:〒065-0026 北海道札幌市東区北26条東7丁目3-12
- 対応エリア:北海道(一部エリアを除く)
- 受付時間:8:00~17:00 (日曜日定休)
- 電話番号:011-712-0090
- 会社詳細ページ:https://peaceclean.net/
まとめ
さて遺品整理業者に依頼する見積もりについてお話してきました。
見積もりの相場は間取りや荷物の量・スタッフの人数やトラックの台数などによって変動があります。
電話で見積もりを取る方法もありますが、実際の現場を見てもらった方が正確な見積もりが出せるため出張見積もりがおすすめです。
見積もりをできるだけ安く抑えるためには、ご自身でできる部分は業者に依頼をせず、値段が付きそうなものがあれば買取ってもらいましょう。
口コミや対応等をチェックして、複数の業者に相見積もりを取るのがベストです。
見積もりが明瞭であるのか、追加料金等の説明はあったのかを比較し、安心してお任せできる業者を選んでいきましょう。

監修者鈴木 亮太(すーさん)
▶経歴
・公益社団法人日本ペストコントロール協会 ペストコントロール技能師
・3,000件以上の孤独死案件に携わる
▶メディア出演
・「ABEMA 変わる報道番組 #アベプラ【公式】」ABEMA
・「田村淳の地上波ではダメ!絶対!」BSスカパー
・日刊SPA!
・bizSPA!フレッシュ
・「Channel恐怖」Aamzon prime video